Melvin Taylor
Melvin Taylorは 1959年 3月13日、Mississippi州の Jacksonで生まれていますが、彼が 3才になった 1962年に一家で Chicagoに出てきていますので、三つ児のタマシイ百まで、ってので行くと、そのよーな重要な時期に Chicago Shockに見舞われてるワケですから、いやあ、ブルースマンとしては(あ、いちおー、ワタクシもそーなりたい、ってなイミでして、そこら、あましツッコまないでねん)実にうらやましいざます。
お母さんの兄弟で Floyd Vaughnってひとが彼にギターを教えてくれたようで、12才にしてすでに、クラブで他のミュージシャンに伍して演奏していた、っつうんだから、教えた叔父さんもスゴかったのかもしんないけど、本人も才能っちゅうもんに恵まれておったのでしょう。
どんなにいい先生についたって、本人にポテンシャルが無ければ「開花」することはないでしょうからね。
おおよその基本はその叔父さんから学んではいたようですが、スライド・プレイやフィンガー・ピッキングなど、様々な技巧は B.B.や Albert King、Jimi Hendrixなど、偉大な先達(?)たちの作品を聴くことで身につけていったみたいです。

ただ、彼の 10代は、ブラック・ミュージックに焦点を合わせていたワケではなく、ナイト・クラブや、ポップスのタレントのバッキングをつけるバンドでの活動がメインだったようで、1970年代のポップスがレパートリィだったといいますから、そのヘンも彼の個性の一部を作り上げているんでしょうね(余談ながら、そのバンド the Transistorsは後に彼の義理の父となった男がマネージメントしてたそうです)。その the Transistorsは 1980年代に入って分解してしまい、Melvin Taylorは Chicagoのブルース・クラブに帰ってきました。
ちょうど、それに合わせたかのように、Pinetop Perkinsが、ヨーロッパ・ツアーに同行してくれそうなギタリストを探していたので彼はそこに加わり、おかげで彼の名前は当初、ヨーロッパで知られるようになったのでした。
やがて、その名に目をつけて、彼にも(?)バンドを組ませて、完成したパッケージに仕立てよう、という動きが出てきます。つまり、the Transistorsを再結成させてブッキングを開始しよう、ってワケですね。そのメンバーはどうやらポップス・バンドのときのままらしいのですが、確認はできませんでした。
初期の二枚のアルバム Blues on the Run(1982)と Plays the Blues for You(1984)では、バックがその the Transistorsのようです。
その体制で B.B.や Buddy Guy、Santana(!)などのオープニング・アクトを務めたりもしていました。

つづいて、そのような興行サイドのニーズではなく、自らのヴィジョンを優先した Real Own Band、the Slack Bandを結成し、ウエスト・サイドのクラブ、Rosa's Loungeをベースに活動を開始しています。
そして 1995年の Melvin Taylor & the Slack Bandは商業的にも大きな成功になりました。
そして、2003年には Blues Yearで六本木ヒルズにも登場しておりますから、すでにご存知の方も多いことでしょう。



reserched by Othum: Blues After Dark


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by blues-data | 2005-09-20 18:49

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