Tampa Red
Tampa Redこと、Hudson Woodbridge( Whittaker)は、1900年の12月25日(本人は1908年生まれ、と称してるんだって。あ、ktateさんの人名辞典じゃ1904年1月8日説を採用しているようです。他に同じ1月8日ながら、1903年説もあります。さらに1903年ということでは、10月16日説も!)、ジョージア州の Smithvilleで生まれています。
しかし幼くして両親を失い、フロリダ州 Tampaの祖母のもとにひきとられ、Whittakerはその祖母の姓 だったようです。
シカゴに出た時期については異説があり、1918年とするもの、また1925年あたり、とする解説もあります。でも Tom Dorsey(Thomas A. Dorsey=Georgia Tom)とシカゴで活動をともにし始めたのは1920年代の半ば以降ってことでは一致しているようです。
1928年の「It’s Tight Like That」がヒットしたおかげで翌年には17枚の SPをリリースしてますね。そっから戦後の1953年までの間に(途中ミュージシャン・ユニオンのストライキによる空白期はあるものの)実に 300曲以上(!)の録音をこなしています。この、チョー多作なとこも、Tampa Redが渋好みのブルース・マニアから軽んじられる理由なのかもしれませんねえ。

でも「It’s Tight Like That」を始め、「Anna Lou Blues(後に"Anna Lee"としてカヴァーされる)」、「Don’t You Lie To Me」、「It Hurts Me Too」などのオリジネイターであり、ルシール・ボーガンの「Black Angel Blues」もタンパ・レッドが採り上げたヴァージョンが契機となって Robert Nighthawkや B.B.Kingの録音が誘導された、と見ることが出来ます。その意味でも、ブルース界にとって、かなり大きな存在だった、と言えるのではないでしょうか?

1955年に愛妻が死んでからは第一線を退き、一時期、「再発見」されかかったりしてましたが、1981年に他界するまで、ついに隠遁生活(?)を通したようです。彼がヤル気を無くして「宙に浮いた」そのバック・バンドを構成していた、Little Johnny Jones(pf)、Odie Payne(ds)、Ransom Knowlingに J.T. Brown(b)あたりが、そのまま Elmore Jamesのバック・バンドとして活動しました。

収録アルバムは『Tampa Red Slide Guitar Classics』 P-VINE PCD-5764など。



reserched by Othum: Blues After Dark


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by blues-data | 2005-12-12 22:12

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