Valerie Wellington
Valerie Wellington ─ Valerie Eileen Hallは Chicagoで 1959年11月14日に生まれています。
オペラ歌手を目指して(とした資料が多いですが、その 3年間ってのが何歳の時なのかは「?」なまま)前述した Chicagoの American Conservatory of Musicでトレーニングを積んだようでございます。その後のことだとは思うのですが、15才でピアノを弾くようになっていた彼女は Lee "Shot" Williams*と出会い、ブルースへと軌道を修正(?)したのかもしれません。

Lee "Shot" Williams─ギターの Little Smokey Smothersと一緒に育ち、さらに周囲にはミュージシャンが大勢いたせいで、デルタのジューク・ジョイントに出入りするようになり、そこでブルースに導かれた、とされています。
1954年には Detroit、1958年には Chicagoへと移り、前述の Little Smokey Smothersと活動を開始しました。
この時期に Magic Samやウルフともやったことがあるようで、1960年代初頭には Magic Samのバンドのヴォーカリストだったこともあるそうです。
初吹き込みは 1962年のHello Baby I'm Trying を Foxyレーベルにしたもので、続いて King-Federalや Palos、Gamma、Shama、Tchulaなどの他のレーベルにも録音をしており、1964年の Welcome To The Club 、1969年のI Like Your Style などというヒットも出しています。また 1960年代の後半は Earl Hookerと行動をともにしていました。
その彼が Valerieに出会ったのは自身のアルバム( 1977年Country Disco Roots)が出る前の 1974年あたりでしょう。

やがて Valerie(そー言えば、いつ Eileen Hallから Wellingtonになったんでしょ?そこら、どの資料でも発見できず「?」のまま)の存在は Chicagoでも次第に知られるようになり、1984年には彼女のデビュー・アルバムとなった Million Dollar $ecretが出て、ローカルな存在から、一躍全国的な(タイム・ラグはあるけど「世界的」な、と言ってもいいかも?)注目を浴びることとなったのです。
ところで、そのアルバムが出る直前の彼女及びそのバンド御一行様の、読んでるこっちも「凍えそうな」キョーフのツアー・リポート「Refrigerated Road Warriors」が http://www.he.net/~blues/No_40/twist.html で読めます。ケッコー笑えまっせ(英文。これを Web翻訳にツッコむとたぶんもっと笑えるのかも?別なイミで、ね)。

その 3年後、彼女は Alligatorのコンピレーション・アルバム The New Bluebloodsのために一曲を録音しているのですが、その曲が A Fool For Youなのです。
以後、日本にも何度か来ているのですが、その時期のワタシは、ちょーど余裕の無かった時期で、おそらくブルースからかなり遠い位置におり、その存在すら知らない、当然来日情報にも触れることの無い日々でございました。ま、仕方ないんですがね。
1992年にはLife In The Big Cityをリリース。またこの年には TVショウ Blues Goin' On にも出演、その時の録画は Oprah Winfrey's Harpoという媒体が保有しているらしいのですが、そのサプライ面は不明です。

そして 1993年(一部のサイトで 1991年に死亡、としてるのを見かけましたが、じゃあ Blues Goin' Onに出てたのは「亡霊」?) 1月 2日、Illinois州 Maywoodで、脳動脈瘤破裂に伴う「くも膜下出血」で、わずか 33才の若さで急死してしまいました。
彼女の墓は Illinois州 Worthの Restvale Cemeteryにあり、彼女の名前の上には "Beloved Daughter"の文字が刻まれています。



reserched by Othum: Blues After Dark


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by blues-data | 2005-12-20 12:03

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