Bobby Robinson
1917年 4月16日、South Carolina州の州都 Columbiaから北西に約100kmほどの位置にある Union(地名です)に生まれ、Elmore James on Fire/Enjoy ( P-Vine PCD 2889/90/91)の日本語に翻訳されたライナーで見る本人の言葉を信じるとすれば、南部での生活の経験もあるようですが、1930年代の終り近くに New Yorkに出て来たひとりの男が、1946年、あの有名な Apollo Theatreから僅か 1ブロックの 301 West 125th Streetに Bobby's Happy House Recordsというレコード店をオープンしています(ただし、その店名は Bobby's Record Shopである、とする資料もあります)。
そこにはあの Atlanticの Ahmet Ertegenと Herb Abramsonがしばしば訪れ、彼らの製品を持ち込んでは、その男にレコード店主としての意見も訊きにきた、と言われております。
その男こそが Bobby Robinsonでした。

彼はレコードを販売するだけではなく、やがて自ら製作する(資料によっては、彼が Mel Londonの Chief Recordsのやり方に飽き足らず、自分のレーベルを、としているものがありましたので、もしかすると、一時 Chiefに関わったことがあったのでしょうか?残念ながら、他の資料では裏付けがとれていませんので、そのようなハナシも存在する、とだけお伝えしときましょ)ことを目指すようになり、1950年(あるいは 1951年)には Robinというレーベルを作りましたが、これは南部に、まったく同名のレーベルがすでに存在していたことが判明したことから、1952年には Red Robinと改名しています。このレーベルは兄弟の Danny Robinsonと共同で始めたもので、追って Whirlin' Disc Recordsを 1956年(単独で)、Holiday Records( Danny単独)に、また Fury Recordsも 1957年(これも単独)、さらに Everlast recordsは同じ 1957年ですが共同で、続く Fire Recordsが 1959年(単独)、Enjoy Recordsを 1962年(共同)に設立し、かなり膨大なカタログを持つようになっています。

ただ、本来 Fireは音楽出版に始まり、後には Furyなどで録音したトラックを販売するための別レーベルとなった、としている資料もありますが、そのヘンは確認出来ませんでした。
Red Robinは Morris Lane、Charlie Singletonあたりに始まり、Jack Dupree、Sonny Terry、Brownie McGhee、そして「あの」 Tiny Grimes( 1954)なんてのも・・・残念ながら(?)我らが Screamin' Jay Hawkinsセンセはすでにこの時期の Tiny Grimesのとこにはもうおられませんのですじゃ。
この Red Robinは次の Whirlin'ともども、全体としては明らかにヴォーカル・グループをそのカタログのメインにしており、たとえば The Trasher Wonders、The Du Droppers、The Vocaleers、The Velvetsなんてそれらしい名前でイッパイです。
Whirlin' Disc Recordsは The Channels、The Continentals、The Quadrellsなんてグループが吹込んでますが、これらがどんなグループなのか?なんてことは訊かないでねん。
Holiday Recordsは The Bop-Chords、The Harmonairesなんてのが録音してますが、これもどんなのか、さっぱ判りません。

とは言っても Furyのカタログを見ても The Kodaks、The Federals、The Miracles、The Emotionsなんて言う、たぶんヴォーカル・グループじゃ?ってのがどっちゃりあるんですけどねえ。
ま、あまり厳密には別けてなかったんでしょか。
そして Furyとなると The Teenchordsに始まって Hal Paigeや Tarheel Slim、Wilbert Harrison、そして「あの」 Fury 1035、Sammy Myersの You Don't Have to Go (1960)なんてのもあります。
後には Lee Dorseyなんてのもカタログに加わりますが、ここでの最大のヒットは Wilbert Harrisonの Kansas City (1959 -two million!)でしょか。ま、Gladys Knight & the Pipsなんてのもありますが。
その Kansas Cityについては Wilbert Harrisonが Savoyとの契約を残していたため、裁判沙汰となってエラい目にあったりもしております。

Everlastでは The Charts、The Kings & the Queens、Les Cooperなんて名が挙っていますが、ワタクシとしちゃあ Wild Jimmy Spruillが目玉ですなあ。
ま、上で挙げた他にも Danny Robinsonのレーベルで The Rodans、Charles Walker、Bobby Brantなどを持つ Vest Records、Jerry Dornや Artie Lewis、Jesse Powell、Bob Myersなどをリリースした Fling Records (by Bobby)、King Curtisの Soul Twist (1962:後に Everlast 5030)や Janet Calloway、Titus Turner、Riff Ruffin、Willie Hightower、そして後には Elmore Jamesもリリースした Enjoyなどという一大グループとなっているワケです。

1970年代に入ると Bobby Robinsinは Hip Hopにも手を拡げ、主に Enjoyレーベルでそれを採り上げています。



reserched by Othum: Blues After Dark


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by blues-data | 2005-12-21 22:56

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