Carl Weathersby
Carlton Weathersbyは 1953年 2月24日(カンケー無いけどワタクシは 2月26日ですからほぼ 5つ違いでおます)、Mississippi州の Jacksonで生まれています。
彼はそこで 8才までを過ごし、やがて家族とともに Indiana州の East Chicagoに移って来ました・・・と最初は記述していたのですが、その後、異なった資料で、「(その Jackson からは 7時の方向に100kmほど離れたところにある) Meadville という人口わずか 450人という小さな町でその幼年期を過ごした」との記述に出会いました。
2000年の国勢調査では Meadvilleの人口が 519人となっており、住民の 8割以上が白人となっています。
ところで、おそらく出銭ランドのある浦安を東京都だと思ってるひとは多そうですが、ちょうどそれに似た関係というか、この East Chicagoは Illinois州の Chicagoとは、もはや一体となったような「連続した都市」的ゾーンを成しています。
でも実際には本来の Chicagoから Lake Michiganを左に見て南南東に下った、州境を越えてすぐのところにある「別な」街なのよね。
ただし、この街に来てからも、夏休みなどには Jacksonの親類のところに戻ったりしていたようです。彼にとってはその町こそが自分のホームタウンだったらしく・・・
その彼がギターに興味を持って引き始めるようになったのは 10代になってから、と言いますが、それには彼の父の交遊関係や親戚縁者の存在、またそれ以外にも周囲の環境が影響していたのかもしれません。

およそ彼の Biographyでは必ず登場する、有名な Albert Kingと、その Cross Cut Saw の逸話以外にも、まず彼の親類には Willie Dixonの Big Three Trioでピアノを弾いていた Leonard "Baby Doo" Castonがおり、その息子で CHESSから Voice Your Choice のヒットを出したソウル・グループ、the Radiantsのメンバーだった Leonard Caston Jr.とは「いとこ」の関係だったようですし、さらに別な「いとこ」としては、あの G.C. Cameronもいました。さらに隣人は Hound Dog Taylorの「いとこ」だった・・・

注;稲荷町食堂 B.B.の Teacher高橋氏によりますと、アメリカで Cousinと称するのは日本と違って、きわめて広範囲が含まれ、遠い親戚でも、そのよーに表現する場合がある、とのことでした。ですから、ここでの「いとこ」をすべて額面どおり、日本で言う「いとこ」と同じと思ってはいけないのかもしれません。

例の逸話が物語るように、彼は特に Albert Kingのギターを追いかけていたようで、その名残は今日の Angel of Mercyにも随所で表れておりますが、やがてその Albert Kingのツアーにリズム・ギター(つまり、「サイド」っちゅうほどじゃなく、リズムだけなら、って感じでしょか?)として同行するようになるのですが、それ以前の 1971年から 1977年までを、陸軍の兵士として「あの」ヴェトナムで過ごしています。
それ以外にも(ヴェトナム兵役との前後関係は不明ながら)製鉄所で働き、また警察でも働き、あるときは監獄の守衛の仕事もしていたようです。

その彼がフル・タイムのミュージシャンとして身を立てるようになったのは、あの Albert Kingのツアー・メンバーとして 1979年と 1980年、さらに 1982年の経験をした直後、Billy Branchの Sons of Bluesに、Carlos Johnsonの後任ギタリストとして加入した時からでした。
そしてそこで 1996年までの 14年間を過ごした Carl Weathersbyは遂に自らのデビュー・アルバム Don't Lay Your Blues on Me を EVIDENCEからリリースいたしますが、こっからの詳しいとこはゼヒとも江戸川スリムさまのページ*をご覧になってくださいませ。

なお、そこで見られるジャケットでの Carl Weathersbyのギターですが、ちょっとオフ・センターな Fender Telecaster Custom(フロントには Fender特有のメタルでカヴァーされたハムバッキング PU、でもセレクタ SW.がレスポールみたいな位置についてて、ツマミ類も 2V/2Tとギブソンっぽい)のメイプル・ネックで始まり、3枚目では一転して Gibson Les Paul Standard Double Cut Plus( P.R.S.の元ネタになったみたいなソリッド・ボディのギター。MACさんのサイト *もご参照くださいませ。そこでも解説されてますが、トップが湾曲成形されたメイプルで、そのぶん、内部に空洞があります)となっています。
四枚目では同じ DCでも、カラーがグっと渋いウォールナット・カラーながら、おそらくキルテッド・メイプル(たぶんね)っちゅう豪華版になっててビックリ!
ライヴ盤はイラストなんで定かじゃないけど、これ Gibsonの ES 335 TDっちゅうよりはゲイトマウスのシュツットガルト・ライヴ同様の Washburnに見えるなあ・・・

ところで、2000年の来日の際、目黒の Blues Alley Japanで使用したのは BLUES (音芸)のテレキャスター・モデルらしく、やはりあのブルーのボディにメイプル・ネック、PUはハムバッキング、というギターでした。
そして HOLD ONではドット・インレイの 335ってワケですが、某サイトで使ってる画像じゃ、やはり Washburnを構えてるのが使われてましたから、それも一時期弾いてたようでございます。



reserched by Othum: Blues After Dark


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by blues-data | 2005-09-03 22:24

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