Freddie Below
Freddie Belowは1926年の9月16日にシカゴで生まれています。
高校時代にジャズ・ドラマーの Chick Webb(メリーランド州 Baltimore生まれ 1909-1939。チック・ウェッブ楽団のリーダーであり、エラ・フィッツジェラルドを世に出し、さらに彼女と結婚もしている)の影響でドラマーを志し、Roy C. Knapp School of Percussionで学んでいます。したがって、まずジャズのビバップ系の演奏をしていたんでしょうね。
大戦中は陸軍に召集され(第 427部隊)、1951年に除隊してシカゴに帰って来たときには、ジャズはやや下火となっており、一方、ブルースが隆盛期を迎えておりました。
マディのバンドでドラムを叩いていた Elgin Evansの紹介で、当時 Junior Wells(vocals& harp)、 Louis Myers(guitar)、 Dave Myers(bass)の三人で結成され、ドラマーを探していた The Three Acesに加わります。
ジャズのドラムなら出来ても、ブルースでは勝手が違い、初めての音合わせはヒドい出来だったそうです。
そこから Junior Wellsがマディのバンドに入るために抜け、替わって放出(?)された Little Walterが加わって The Four Acesとなったようです(ただし後にはヒット曲「Juke」にちなんで The Jukesという名にされちゃったりもしてたようですが)。

このいわゆる The Acesはシカゴ・ブルース・シーンにあって極めて強力なリズム・ユニットとして大きなプレゼンスを持つにいたったのですが、中でもこの Fred Belowはそのドラミングを買われて、実に多くのレコーディング・セッションに参加しています。代表的なところを羅列すると・・・
Muddy Waters、Howlin’ Wolf、John Lee Hooker、Elmore James、Otis Rush、Junior Wells、Buddy Guy、John Brim、Willie Dixon、Dinah Washington、The Platters、The Moonglows、The Drifters、Chuck Berry、Bo Diddley・・・

すんごいですねえ。まさにシカゴのリズムを作ったオトコと言ってもいいくらいでございますよ。
ライド・シンバルやウッド・ブロックの使い方、タムのフィルなどに特徴のある彼のドラミングはまさに「フレッド・ビロウ・スタイル」とも言えるもので、日本でも多くのファンがいます。

1988年8月14日、フレッド・ビロウは死亡しました。死因はガンだったようで、まだ 61才です・・・



reserched by Othum: Blues After Dark


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by blues-data | 2005-09-07 14:20

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