Hambone Willie Newbern
Robert Johnsonや Muddy Watersでお馴染みのナンバー Rollin’ And Tumblin’ ってのは、かなりキャッチーな曲で、聴けば、ああ、これかあ!ってなくらいポピュラーな(ブルースとしちゃ、ね)ナンバーでございます。そして、その曲のルーツを遡っていくと表れるのが、1929年3月14日の木曜日、Georgia州 Atlantaで録音された Hambone Willie Newbernの「Roll and Tumble blues」(カップリングは「Nobody Knows What the Good Deacon Dones」で、Okeh 8679としてリリース)です。

一応はそれがこの曲のオリジナル、ってえことになってはいますが、特に古いブルースの場合、「史料上では」という意味ですから、あまりアテにはなりません。
もっと前から(彼本人も1917年にはすでにこの曲を歌っていた、と言われていますが)色々なブルースマンに歌われてきたものが、「吹き込まれた時点で」吹き込んだ人間の「もの」になってきた、というのが正確な歴史だったのではないでしょうか?

Hambone Willie Newbernは、1899年に、ミシシッピ州、あるいはアーカンソー州あたりで生まれたのではないか?と言われていますが、名が知られるようになった頃にはテネシー州 Brownsville周辺にいたようです。
その時期に出会っているマンドリンの Yank Rachellによれば、彼がマンドリンのことも教えてくれたそうで、どうやらマンドリンも弾けたみたいですね。
Mississippi medicine showに加わってツアーもしていたあたりには John Estes─つまり、後に日本の第一回ブルース・フェスティヴァルに招聘され、一躍有名になって「しまった」 Sleepy John Estesですね─にも「教えた」とゆうことになってますよ。

1940年頃、(雇われていた?)売春宿で、急襲してきたサツの手入れに遭って逮捕され、1947年には、服役者の矯正農場において、看守の暴行によって死亡した、とされていますが、その真相は定かではありません。
この曲は SCREENING THE BLUES (V/A) EPIC SONY ECPJ-24(アナログ盤で〜す)に収録されていましたが、最近では P-VINE PCD-2254に入っています。



reserched by Othum: Blues After Dark


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by blues-data | 2005-09-07 21:10

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