Joe Louis Walker
この Joe Louis Walker、彼もまたワタクシ好みのギターを持ってるバヤイが多いんですなあ。
ジャケ写からだけで、実際にレコーディングに使ったものかどうかは「?」なのですが、1986年の Cold Is The Nightではブルー・メタリックのボディにベッコウ柄(?)のピック・ガードにメイプルネックのストラトキャスター、1988年の The Giftではグレーっぽい(あるいはシルヴァーかもしれません。現物を持っていないのでビミョーなところ)ボディにメイプルネックのストラト、1989年の Blue Soulじゃ一転してサンバーストにローズ・ネックのストラト、1991年の Live At Slim's Vol.1じゃあ、ウレしーことにワタクシの Red Hotに似ている(だけよん。だってワタシのは Fender Mexicoのボトム・エンドのモデルで、御茶ノ水の ESPでひと目惚れした時の店頭価格が「たったの」 19,800円だったのでございますからねえ。その後ヘッド・マシーンに PU、ブリッジ・パーツとかを交換し続け、結果的にはその●倍もかけちゃったとは言え、ネは「メヒコ」ですからねえ)赤いボディにメイプルネックのストラト、1992年の Vol.2じゃ、ちょっと「?」なんだけど。カスタム・メイドのテレキャスター様のギターを持ってますが、アップすぎてメーカーも全体像も不明ざんす。でも、明らかにフラット・トップのソリッド・ボディやね。

1993年の Blues Survivorと 1994年の JLWじゃナショナルかな?っちゅうリゾネーターを持ってるようですが、そこら、そちらに詳しい方にお任せしますわん(あ、教えてくださらなくてケッコーですからね!ホントに知りたい時には、どなたか教えてください、って言いますから、それ以外のときは放っといてちょ~だいね)。
1995年の Blues Of The Month Clubはギター持ってないんで不明。 1997年の Great Guitarsじゃあトツゼン Les Paul Custom!しかもこっから先は Fender持ってる図が(ジャケ写では、ね)出て来まへん。

次にエレキ(!)が出てくるのは 2002年の Pasa Tiempoで、ここじゃあ 1961年から 1968年までのいずれかの Gibson Les Paul Customを持ってますねえ。
で、なんで年代を限定するのか、っちゅうと、あの Buddy Guyでお馴染み、 SGシェイプの白いボディに 3 PUっちゅう特殊な Customだからなのねん。
同じく 2002年の Guitar Brothersではグっと渋く(?)同じ Les Paulでも初期の Standard、ゴールド・トップに P-90、トラピーズ・テイルピース・ブリッジっちゅうのを弾いてるようです。
さらに She's My Money Makerじゃ Les Paulシェイプで P-90みたいな PUながらちょい細身のボディ(?)かつ「 f」字ホールを持ち、アーチドの具合がやや弱いギターを使ってますが、ヘッドが写ってないためにメーカーを Gibsonとは断定しづらいとこ。
あ、余談ながら、このアルバムじゃあ、Earl Hookerに捧げた(んだと思う。たぶん)Hookers Blues ってのが収録されてまして、彼をホーフツとさせるよなスライド・ワークもガンバっちょります。(ただし 2003年の Ridin' High Liveじゃフツーの Les Paul Standardに戻ってますが)

1949年の12月25日、つまりクリスマス(日本じゃあその前夜がメインみたいっすけどね)に San Franciscoで生まれた Joe Louis Walkerは、ゴスペルの支配的な環境にいたようですが、それでも両親の持っていた 78回転のレコードを通じて B.B.や Amos Milburn、さらにウルフに親しみ、ブルースへの傾斜を強めていました。
そして 14才の時にはギターを手にし、そこからはさらにブルースにのめり込み、16才のころには Fred McDowell、Lightnin'やマディ、ジョン・リーなどのナンバーを San Franciscoのブルース・バーで演奏するまでになっていたようです。
そしてマイク・ブルームフィールドと知り合ったことで家を出て、共同で Haight-Ashburyにルーム・シェアをして生活するようになりました。

この交流は彼にそれまでとはまったく異なったファクターを与えることになったのではないでしょうか?
ブルームフィールドを介して彼は Jimi Hendrixやスティーヴ・ミラー、グレートフル・デッドなどのミュージシャンとも共演し、ブルースの方でも Lightnin'や Earl Hooker、さらに Magic Samとも一緒にプレイする、という経験をしています。
さらに、マディやジョン・リー、Freddie Kingらのオープニング・アクトも勤め、Lowell Fulsonとも交友関係を持つなど、まだ 19才という若さの彼には「充分過ぎる」ような日々が与えられたのでございました。うう、うらやましい・・・

1969年にはブルームフィールドによって Chicagoの Otis Rushのオーディションに送り込まれ(?)ますが、この時には Otis Rushと共演するには至らなかったようです。
この時に Chicagoで触れたブルース・シーンの現状が影響したのか、はたまた別な位相のモンダイに巻き込まれたのか、が定かではないのですが、1975年に彼はトツゼン(?)ブルースを離れ、the Spiritual Corinthiansというゴスペル・グループのヴォーカルに身を転じてしまいました。もしかすると、この経験もまた(結果的に)彼のブルースに「深み」を与えることになったのかもしれません。
いわばゴスペルの「純粋性」に魅せられていたような Joe Louis Walkerでしたが、再びの転機が 1985年の New Orleans Jazz & Heritage Festivalで訪れます。
この Festivalに the Spiritual Corinthiansの一員として参加した彼はそこで触れたブルースに感じ入ったものか、再度、俗世の塵にまみれる道を選ぶことを決意したのでした(なんちて、なんか活動弁士のセリフみたいやなあ)。

San Franciscoに戻った彼はさっそく the Bosstalkersというグループを結成してベイ・エリアでの演奏活動を開始し、翌1986年にはデビュー・アルバム Cold Is The Nightを Hightone Recordsからリリースしています。そして 1988年には The Giftを。あ、そこらはさっきの使ってるギターのとこで語っちゃってますからそっちを見てねん。

Great Guitarsは Otis Rushや Buddy Guy、Clarence "Gatemouth" Brownなんてゆうスゴいギタリストをお迎えして作り上げたスペシャルなアルバムで、Matt Murphyもそうだし、さらにボニー・レイット、タジ・マハール、スティーヴ・クロッパー、スコッティ・ムーア、あ、ロックウッドもだ。そんなメンツで「これでもか!」っちゅう作品揃いなのでございますよ。ま、このアルバムについちゃあ、アルバム一枚まるごと採り上げてるサイトもあると思いますのでそっちで見てちょーだい。
1998年には Muscle Shoalsに出向いて Jimmy Johnsonも加えたアルバムなんかも作っているのですが、もー長くなり過ぎるんで省略します。



reserched by Othum: Blues After Dark


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by blues-data | 2005-09-10 08:00

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