John Weston
John Weston、「クロマチックとダイアトニックの両方をこなす」っちゅー記述があるサイトも存在しておるハーピスト。
彼のアルバム I Tried to Hide from the Bluesに収録された一曲目、アルバム・タイトルになってる同名の曲で、しっかりクロマチックを使っておられますねえ。
ま、でも Willie Cobbsの Black Nightでのとは使ってるハープ自体が違うのか、あるいは録音のマイク・アレンジや後処理の差か、ちょっとちゃう表情を見せてて、なんだかこの曲じゃ Black Nightより「アコーディオンっぽい(?)」音に聞こえます。
この John Weston、60才を過ぎるまで表立った活動はしていなかったようで、Handy Awardsの部門賞の受賞や、レコーディングによってその存在が知られるようになったのは1990年代のアタマあたりからと言われております。

1927年の12月12日、Arkansas州の東の端に位置する Marianna( Lee County)の生まれ。
2000年の国勢調査では人口 5,181人とありますから、郡役所こそあるものの、もともと大きな町ではなかったみたい。
当時はどうか判りませんが、現在では人口の 3/4を黒人が占めています。

そのおそらくは郊外の農園で暮らしていたようなのですが、彼の幼いころの記憶には、両親が働いていた農園を横切って Sonny Boy Williamson IIがジューク・ジョイントに向かう光景が浮かぶのだそうです。
そのせいか、彼は農園で働くようになり、肉屋として働き、またクルマの整備の仕事やら大工をするようになっても、ずっと Helenaの KFFAから流れてくる King Biscuit Timeをよく聴いていた、と。
ただ、彼のギターとハープは基本的には、いろいろな音楽から影響を受けた自己流で始まったようですが、Willie Cobbsとの交流を通じて完成に向かっていったではないでしょうか。
1970年代には Jobie Kilzer(?知らんなあ・・・)のバンド、the Speckled Rhythmsのメンバーとして活動を開始しています。
やがて 1970年代の後半あたりからは Mariannaの VFWにも出演するようになり、そのあたりで自分のバンド Blues Forceを作ったようですね。

1988年からは Helenaのレコード・ショップ Bubba's Blues Cornerの店頭で演奏するようになり、Bubbaと Willie Cobbsのアドヴァイスを得て一層スキルをアップさせたのではないでしょうか。
やがて Willie Cobbsのサポートなどもするようになっておりましたが、1989年には Handy Awardsの言わば部門賞である Lucille(そ、B.B.のギターから来てるみたい) Awardを受賞。これが彼を「浮上」させたもののようです。
1993年、Fat Possumから So Doggone Blueでデビューしました。

最初に検索したときには deep down Delta blues harpってえフレーズとアコースティック・ギターを抱え、ハープ・スタンドを首にかけた「姿」を見て、かなり泥臭〜いおっさん?と思ったんですが、このアルバムを(たった 30秒のサンプルだけど)聴く限り、案外モダーンなとこも感じさせてくれます。



reserched by Othum: Blues After Dark


[PR]
by blues-data | 2005-09-10 17:03

[ BACK to BIO-INDEX ]