Johnny Young
Johnny Youngのちょっと心細いよなマンドリンのイントロで始まる Money Talking Womanは例の I Just Keep Loving Her と同様に Chicagoの Maxwell Streetにあった独立レーヴェル ORA NELLEに吹き込まれた素晴らしくイキのいいアコースティック・ブルースの名曲(とワシが認定したのじゃあ)でございます。

I Just Keep Loving Her もそうでしたが、とても「たった二人」( Harp & Guitarあるいは Mandolin & Guitar)でやってるとは思えないダイナミズムにあふれてますよね。
ヘッドフォンでチェックすると、低音域でもなにやら鳴っておりますが、これはたぶん演奏者のフット・スタンプ、つまり床でリズムをとってるつま先の音でしょう。
こうやって ORA NELLEの音を聴いてみると、デルタ系のアコースティックとは明らかに異なるヴェクトルを持っているように思えませんか?
やはり都会の街頭の喧噪に打ち勝つ(?)ために、音密度を上げて、あまり隙間の無い楽曲の構成にしているのでは?と見るのは穿ちすぎかもしれませんが、時は第二次世界大戦の終結後間もない 1947年、シカゴの街頭では、いろんな大道芸人やらミュージシャンが「わいわい」やってたとしたら、こんな「のべつまくなし」必ずなんかの音が鳴っている、ってえ曲の仕上がりがパワーを発揮していたかもしれません。
で、そのよーな演奏の積み重ねが、やがて来るシカゴのバンド・ブルースの下地となって行った(んだったりして)、と。

さて、この Johnny Youngについては江戸川スリムさまのサイトの Sweet Home Chicagoのコンテンツで実に詳しく述べておられるページがございますので、ゼヒそちらをご参照くださいませ。
とてもワタクシが一朝一夕には凌駕できそうもない濃ゆい内容でございますゆえ、ハナからそちらを見ていただいたほうが間違いが無さそうでございます。
なお、この Money Talking Womanには他の収録曲と同様に Take 1と Take 2があり、ワタクシの好きなのは Take 1のほーですが、Take 2もなかなかいい出来ですよね。



reserched by Othum: Blues After Dark


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by blues-data | 2005-09-11 00:37

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