Luther Allison
Luther Allisonは 1939年 8月17日に15人の子供たちの14人目として Arkansas州の Widener( alt; Mayflower)で生まれています。
ラジオから流れて来る「the Grand Ole Opry」と B.B.を聴いて育っているようですが、教会ではオルガンを弾き、歌っていました。
そして彼が11才の時には家族ぐるみでシカゴに出て来ています。
彼の兄弟のうち 5人が The Southern Travelersというゴスペル・グループを結成し、別な兄弟は Freddie Kingのバンドのメンバーだったそうです。
彼の母は熱心なクリスチャンで、時として自宅でも歌い始め、それが一家を挙げてのジャム・セッションになったりもしていたそうですが、彼だけはあまり熱心じゃなく(つーか、当時の彼はプロのバスケット・ボールの選手になりたかったらしい!)、シラケてた(?)よーですが、マディの息子とトモダチになって、リハを見せてもらったり、家に訪ねてったりしてるうち、ウルフや Magic Sam、Buddy Guy、Freddie Kingあたりを目にして次第に、「ぼかぁ、ミュージシャンはヤだ!」っちゅう彼の決心(?)も揺らいできたようで、兄の Ollieから真剣に学ぶよーになったのでございます。
1957年には、学校をドロップ・アウトし(つまり、プロのバスケット・ボール選手もアキラメたワケやね)クラブに出入り出来る年齢には達していなかったため、別な兄の Grantと一緒に The Four Jiversというバンドを作っています(バンドとしてならスンナリ入れますからね。あ、サイショ Rolling Stonesって名前つけたんだってホントかどうか「?」だけど)。このころには、彼の才能は徐々に友人たちの間でも知られるようになっていたのでしょう。
1959年に Freddie Kingが全国ツアーのために自分のバンドをシカゴに残してっちゃった時に、Luther Allisonはそのバンドを引き受け、その指導によって(?)そのバンドはシカゴのウェスト・サイドでも有数の「ホットな」バンドに大ヘンシ〜ン!

でも特筆すべきは、やはり1969年の Ann Arbor Blues Festival出演でしょう。ここで彼はミゴトに花開き、結果、このフェスティヴァルには、その後 2回も出演しています(その 2回目のほう、1972 Ann Arbor Blues & Jazz Festivalでの Please Send Me Someone To Love は、ワタクシの Favorite Songsにリスト・アップされておるのでございますよ)。
これによって彼のファンも増えて、国内ツアーも行えるようになりました。
彼のライヴは調子がいい時は4時間にも及ぶ白熱したものになったりする一方、ダメなときはそりゃもう目も当てられないほどだったそうで、その気分屋的なところはレコードにも現れている、と言う批評家もいるくらいです。

1972年には Motown Recordsと契約。当時の彼はモータウン唯一のブルース・ミュージシャンです。あ、でも製作は子会社の Gordy labelで、 Motown Recordsのディストリビューションだったっけ?
そして国内ばかりか海外にもツアーを組むようになりましたが、彼のレコードはむしろフランスとドイツでのほうが良く売れた、と言えるかもしれません。
アメリカ国内では、70年代に入って、ブルース・ミュージックが退潮期を迎えていたせいもあってレーベルを変えてみたりもしたのですが次第にセールスは不振となり、ついに Luther Allisonは '80年代に入るとパリに居を移し、いまだ一定の動員も売上も見込めるヨーロッパを基盤とする活動に入ったのでした。ヨーロッパでは、Paris Album、Ramble、Encore、Entente、TIS、そしてドイツの RUF(ただし録音はメンフィス)などからリリース。
1987年に Blind Pig Recordsから出したアルバム Seriousは高い評価を得ています。
1996年にはアメリカに帰り、W.C. Handy Awardsの Entertainer、Male Blues Artist、Blues Guitarist of the yearを含む 5部門で授賞しました。

しかし、彼はもはや手がつけられないほどに進行していた肺癌のために倒れ、予定されていたワールド・ツアーもキャンセルし、1997年 8月12日に死亡しています。



reserched by Othum: Blues After Dark


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by blues-data | 2005-09-15 20:02

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